九州大学大学院工学研究院附属環境工学研究教育センター(以下、九州大学うみつなぎ)は、2024年12月14日(土)に、超域うみしらべシンポジウム『砂浜の来し方行く末を糸島半島で考えるー砂浜の保全・再生・管理の最新動向』を開催いたします。
超域うみしらべとは、「海流のつながり」をテーマに、海洋の専門家と共同で九州の対馬暖流と黒潮の観測とデータ解析を行い、”海洋ごみや海洋生態系等の変化の可視化”を目指す九州大学うみつなぎのプロジェクトです。
今回のシンポジウムでは、国土交通省水管理・国土保全局 海岸室企画専門官の井上剛介氏にお越しくださり、「砂浜の保全・再生・管理の最新動向」をテーマに講演を行っていただきます。第2部では、砂浜を調べている多世代・多セクターの方々に事例紹介を行っていただき、痩せ続けている砂浜の現状の情報共有と、侵食対策の改善について討議していきます。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
<一般聴講用申込>
こちらよりお申し込みください。 https://forms.gle/MWQzitAmPXZ9h1aSA
<開催概要>
日時 :2024年12月14日(土)13:00~17:00(受付開始 12時30分~)
会場 :九州大学椎木講堂 第2講義室 〒819-0395 福岡市西区元岡744番地
アクセス: バス:九大センターゾーン入口バス停下車 徒歩1分/自家用車:西九州自動車道 今宿ICから15分
*お車でお越しの場合、一時入構に際しては入構料(300円)をいただいております。ビッグオレンジ前もしくは南ゲート(北側)にある守衛所にて、所定の手続きをお願いします。
<プログラム>
・開会挨拶 (九州大学うみつなぎ統括プロデューサー・清野聡子)
・基調講演 「砂浜の保全・再生・管理の最新動向(仮題)」(国土交通省水管理・国土保全局 海岸室企画専門官・井上剛介氏)
・事例紹介 (福岡県県土整備部港湾課海岸係、九州大学生態工学研究室、福岡県立新宮高等学校海岸調査班、他調整中)
・パネルディスカッション
テーマ:玄界灘の砂浜を未来に残すために、多世代の多様な人たちができること
・閉会挨拶 (九州大学うみつなぎ統括プロデューサー・清野聡子)
<主催者・ファシリテーター>
清野 聡子(九州大学准教授・九州大学うみつなぎ統括プロデューサー)九州大学大学院工学研究院附属環境工学研究教育センター
沿岸・流域環境保全学、水生生物学、生態工学。特に、漁場の開発と保全の調整、希少生物生息地の再生、地域住民や市民の沿岸管理への参加、水関係の環境計画や法制度。地域の知恵や科学を活かした海洋保護区を研究。
<事例紹介(発表順)>
福岡県立新宮高等学校(https://singu.fku.ed.jp/)
九州大学生態工学研究室(https://www.eng.kyushu-u.ac.jp/lab_urban07.html)
福岡県県土整備部港湾課海岸係(https://www.pref.fukuoka.lg.jp/soshiki/4800805/)
<団体概要>
団体名 :九州大学大学院工学院工学研究院付属環境工学研究教育センター
URL :https://umitsunagi.jp/
活動内容 :九州大学うみつなぎは、中高生に対する海洋教育を通じて国際的に活動できる「海の精鋭」を育成する活動を行っています。日本財団・海と日本プロジェクトの補助事業として、九州大学が主催し、九州を中心とした各学校・関連団体・沿岸地域との協力体制を築きつつあります。「海の総合知」を目指し、特に海洋ごみ問題に積極的に携わり、地域から国内、国際をつなげています。磯焼け、漂着生物、海洋地形もテーマです。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/