今年で5回目の春を迎える九州大学うみつなぎ。今回のテーマは”うみのデータホルダー”。データホルダーとは、「自らデータを取っている人」のこと。地球規模で変化している海の姿を、身近な海を見つめてきたユースたちがしっかり捉えています。
ユースたちは自分たちで目撃し、調べ、手元のデータをもとに具体的に海の変化を語ります。根源にある「うみが好き」。この原動力に海を調べてきた「うみのデータホルダー」は、人生の選択が難しい現代に充実した生き方の達人なのかもしれません。
ユースの活躍の背景には、”多世代の人と話し合う力”もあるようです。ユースの地味な基礎調査や実践では、多世代の大人たちの協力も不可欠です。ユースとの協働が地域の海を変えていっています。これまでの活動を通しての「学び」や「気づき」、そしてどんな「縁」があったのか。さらにそれらは日々を生きる上で、”今”と”未来”へどのように繋がっているのか。体験を通したリアルな話を伺います。「好き」が根底にある活動の大切さとその好循環をぜひ感じて、今後に活かしてほしい。
これからの目標を考えている人。
ライフスタイル、人生の選択肢を考えている人。
そして、子供達の未来を考えるご両親。
大人も子供達も一緒に聞いて欲しい。そんなシンポジウムです。
<参加申込フォーム>
参加方法は、会場での参加とオンライン(ZOOM)での視聴とがございます。
以下のURLからエントリーをお願いいたします。
https://forms.gle/Hn2LE4CuLsP2FttW9
<開催概要>
催事名 :うみつなぎシンポ2025 ~集まれ!うみのデータホルダー・多世代で話し合う力~
日時 :2025年3月9日 13:30〜16:30頃(開場 13時予定)
会場 :九州大学 椎木講堂 第2講義室(福岡市西区元岡744 [九州大学伊都キャンパス内] )
アクセス:バス/九大センターゾーン入口バス停下車 徒歩1分
自家用車/西九州自動車道 今宿ICから15分
対象 :海洋教育、科学教育、人材育成、地域づくりに関心のあるあらゆる世代の方々
定員 :約100名
参加費 :無料
登壇予定:現役の中高大学生、先生方、地域の方々
主催 :九州大学大学院工学研究院附属環境工学研究教育センター・九州大学うみつなぎ
(https://umitsunagi.jp)
<プログラム>
【第1部】ユース基調講演
【第2部】事例発表(福岡、岡山などの実力派ユース、先生ほか見守ってきた周辺の方)
【第3部】海の若きデータホルダーたちが拓く海の未来 / ディスカッション
*プログラムは更新し次第FBなどSNSでお報せし、確定版をWEBサイトに掲載します。
清野 聡子(九州大学准教授・九州大学うみつなぎ統括プロデューサー)九州大学大学院工学研究院附属環境工学研究教育センター
沿岸・流域環境保全学、水生生物学、生態工学。特に、漁場の開発と保全の調整、希少生物生息地の再生、地域住民や市民の沿岸管理への参加、水関係の環境計画や法制度。地域の知恵や科学を活かした海洋保護区を研究。
<団体概要>
団体名 :九州大学大学院工学院工学研究院付属環境工学研究教育センター
URL :https://umitsunagi.jp/
活動内容 :九州大学うみつなぎは、中高生に対する海洋教育を通じて国際的に活動できる「海の精鋭」を育成する活動を行っています。日本財団・海と日本プロジェクトの補助事業として、九州大学が主催し、九州を中心とした各学校・関連団体・沿岸地域との協力体制を築きつつあります。「海の総合知」を目指し、特に海洋ごみ問題に積極的に携わり、地域から国内、国際をつなげています。磯焼け、漂着生物、海洋地形もテーマです。