環境のはなし(MC 中村しぇんしぇ~・清野聡子・松井聡史)
糸島で身近な海。その海やビーチで起こっている問題のこと、ご存知ですか?世界中で話題になっている、海洋プラスチックごみ。糸島の海もその1つ。そのことを、九州大学うみつなぎふくおかのクリエイティブチームが伝えます。
https://umitsunagi.jp
MC : 清野聡子(九州大学工学研究院准教授 九州大学うみつなぎ総括プロデューサー)
MC:中村萬里( 中村 しぇんしぇ~ KBCラジオパーソナリティー筑紫女学園大学名誉教授 )
ゲスト:河合修さん(伊都國歴史博物館)
アシスタント: みついまゆみ ( 九州大学うみつなぎ クリエイティブチーム)
本編はこちらから
「糸島は日本や世界の中でどんな場所なのか、地元に住んでいても意外と知らない事がまだまだあると思います」と清野氏
「糸島の地域を語るうえで海というテーマは大きなものです。
日本列島で朝鮮半島に一番近く繋がりもあります。朝鮮半島と敵対していた時代もありましたが、糸島には怡土城があり対外的な守りの場所でもありました。日本列島の中では一番といっていいほどの交流のあった地域です。
最初の原始的な船は、丸太をくり抜いた船でしたが、弥生時代頃から、準構造船が発明されやがて構造船へとなり、船が大型化してくるとともに海運関係も発達して行きましたが、糸島は原始的な船から朝鮮半島まで渡って行きました。
昔の人は方角の知識もありました。また西から東に流れている対馬海流に乗って行き、風向きも知っていました。
平安時代に遣新羅使(けんしらぎし)といって、日本が新羅へ使節を派遣しましたが、糸島の引津で船が停泊していて、風待ちをしました。東風(こち)に乗って渡って行ったのだろうと思います。」と、河合氏
「糸島の立石山に登ると、1~2月頃にたくさんの鳥が旋回している光景を見ますが、東風が吹いた瞬間飛んで行きます。海は国と国を隔てるのではなく、海流や風により国と国を繋ぐものだと思います。」と中村氏
「古代の人は、海の潮と風や星や天候を見て、自然環境を熟知して生活していたのでしょう。」と三井氏
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糸島の熱い市民たちと九大サークルiTOPメンバーとで始めたラヂオ局。 地域情報、エンタメ、思想、その他ためになる情報からためにならないことまで、 自分たちのペースでゆるっと楽しく配信していきます! 毎日配信される番組をお楽しみに!
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