2023年8月10日に、九州大学 にて開催された海の学びステップアップの発表です。
発表者:エコユースやつしろ・熊本県立八代高校 2年生
発表要旨
私は子どものころに自然環境の豊かな場所で育ち、水環境の興味や保全への意欲から、エコユースやつしろに入りました。エコユースやつしろは、熊本県八代市を拠点として活動する『次世代のためにがんばろ会』を母体とした団体で、主に高校生によって構成されています。地元の良さや水環境を学び、保全につなげるための活動を行っています。主に水環境について学んだり、専門家の講演を聞いて学びを深めたりしています。
主な活動は3つありますが、その一つであるWET講座は、アクティブ・ラーニング型の国際水教育プログラムで、水に関する講習会です。講習を受けるとエデュケーターという資格が取得でき、学校や企業活動で活用が可能になります。この講習を通して、自分ごととして問題を捉えることができるようになりました。また、主体的に学ぶ態度、周りとの協力が身につきました。
2つ目の活動は八代海河川・浜辺の大そうじ大会です。八代市中の高校生が600~700人参加して、毎年行っています。これは、ごみ問題や環境への意識の向上をはかるとともに、環境保全への人材育成にもつながる活動だと考えています。この活動を通して学んだことは、まず現状把握です。大量のごみを見て衝撃を受けました。2つ目は環境教育の意義です。この衝撃が来年も参加しようという行動につながり、日常生活でもごみ問題を考えるきっかけとなる良い機会だと思いました。今年はエコユース八代が運営を担当しますが、どのように水環境を知ってもらうか、自分事として捉えてもらうかを軸としてイベントを企画しているので、成功に向け頑張ります。
これらの活動を市民の方に知ってもらおうと、八代市役所のロビーをお借りしてパネルセッションを行いました。自分たちの意見や体験したことを自分たちの言葉で伝えることで、活動を振り返るいいイベントになりました。
3つ目の活動は、海外ユースとの交流です。YEW(Youth Engaged in Wetlands)の方々とオンラインで、お互いの活動発表やディスカッションを行いました。メールのやりとりから自分たちで行うので、今年も準備中です。この活動を通して、国際的な視点で環境問題を考えることができ、自分たちで行った活動を見直す機会となり、海外の活動事例から取り入れられる要素が無いかという視点で考えることができたのが良かったと思います。
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