2023年7月17日(海の日)に開催されたオーシャン・ネイチャーポジティブ・クロストーク本編です。 AI技術やドローンを活用して、河川や災害地域の状況を3D化していく最新の技術についてお話をいただきました。
出演:国土交通省九州地方整備局インフラDX推進室建設専門官 房前和朋氏
聞き手:清野聡子先生(九州大学 工学研究院 准教授)
発表要旨
近年、ドローンと人工知能(AI)を活用した新しい働き方の提案が注目されています。私たちが目指す未来は、安全で楽しい労働環境の実現です。このビジョンを実現するために、ドローン技術を使って効率的にデータを収集し、AIがその情報を分析することで、作業の安全性と迅速性を向上させることを狙っています。
まず、データ収集の自動化が重要なポイントです。ドローンは高度な測量技術を活用し、従来の手法では困難だったデータ収集を容易にします。たとえば、災害現場での写真撮影を自動化することで、危険な場所に人間が立ち入る必要がなくなります。スマートフォンで撮影した写真をクラウドにアップロードすれば、AIが自動的に三次元モデルを生成します。これにより、専門的な知識がなくても、誰でも簡単に高精度なデータを得られるようになります。
次に、AIの活用による安全性の向上も重要です。災害時や危険な作業環境において、ドローンが代わりにデータを収集することで、作業員の安全を確保できます。たとえば、大規模な土砂崩れが発生した場合、ドローンが現場を空から観察し、必要な情報を集めることが可能です。この技術は、特に最近の自然災害において重要な役割を果たすことが期待されています。
AIは収集したデータを迅速に分析し、問題を特定する能力を持っています。河川に流れ込むゴミの量やその分布を把握することで、環境保護活動の戦略を立てることができます。また、交通の流れや停車している車両の監視も行い、必要な対応を促すことが可能です。このように、AIが人間の判断をサポートすることで、業務の効率化が実現します。
さらに、最近の技術の進歩も見逃せません。クラウドコンピューティングやAI技術の進化により、パソコンの高性能が求められなくなっています。これにより、誰でも手軽に高度な分析を行えるようになりました。私たちは、こうした技術を駆使して、より多くの人々がデータ分析や現場のモニタリングを行えるような環境を整備しています。
私たちの目指す未来は、ドローンとAIによって、安全で効率的な働き方が普及することです。この技術を利用することで、私たちは時間と労力を大幅に削減し、より重要な業務に集中できるようになります。今後も技術の進歩を追い続け、皆さんの安全で快適な働き方を実現するための取り組みを進めていきます。
結論として、ドローンとAIを組み合わせることで、私たちは新しい働き方を提案します。これにより、安全で効率的な作業が可能となり、災害時の迅速な対応が実現します。今後も技術の進化に注目し、私たちの提案が皆さんの生活に役立つことを願っています。
タグ
- ALL
- 海の学びステップアップ!
- 海の小話
- 宗像
- 糸島
- 新宮高校
- アースデイ福岡
- オーシャン・ネイチャーポジティブ・クロストーク
- 今津
- ビーチクリーン
- 世界水フォーラム
- 城南高校
- アースデイ東京
- プラスチッくじら
- 福吉中学校
- 東京都立大学
- 青島
- 野北
- 国土交通省 九州地方整備局
- 福岡工業大学
- 九州産業大学
- 九州大学
- リンデンホール中高学部
- maiPLA
- 三池高校
- 八代
- 環境DNA
- 日田高校
- 遠賀川流域子供水フォーラム
- 遠賀川流域子ども水フォーラム
- 伊藤柚貴
- 北海道大学
- 姫島小学校
- 菅浩伸
- 姫島
- ⼩泉ユニバーサルビーチユニット
- 対馬市
- 都留文科大学
- リンデンホールスクール中高学部
- 日本水フォーラム
- 小倉縞縞
- 宗像市
- チーム防人
- 崎山鐙瀬自然を守る会
- 沖縄オープンラボラトリ
- GOMIソリューション
- スマートソサエティファウンデーション
- 海の日
- 対馬
- アジア・太平洋水サミット
- 糸島高校
- 筑紫丘高校
- 玄洋高校
- 長崎東高校
- 直方高校
- 五島
- 崎山鎧瀬自然を守る会
- 新聞掲載
- 杵築
- 子ども向けイベント
- 国府中学校
- 佐賀
- 熊本
- 福岡工業大学附属城東高校
- 福岡
- 日田
- 香住丘高校
- 北崎中学校
- 唐泊
- 伊万里
- 大牟田
- 三池工業高校
- 伊万里高校
- 古賀竟成館高校
- 玄界高校
- 光陵高校
- 水産高校
- 福岡ECO動物海洋専門学校
- 宗像高校
- 八代高校