2023年7月17日(海の日)に開催されたオーシャン・ネイチャーポジティブ・クロストーク本編です。
出演:パダゴニア日本支社環境社会部門アクティビズム・コーディネーター 中西悦子氏
聞き手:清野聡子先生(九州大学 工学研究院 准教授)
発言要旨
私たちの新しいキャンペーン「海を守れば海が私たちを守る」が、7月13日からスタートしました。このキャンペーンは、私たちの会社のミッションステートメントに基づいています。私たちは「故郷である地球を救うためにビジネスを営む」という信念を持っており、この理念は創設者のイヴォン・シュイナードが2018年に気候変動の危機を感じてから生まれました。
私たちが海に目を向ける理由は、海が私たちの生活にとって不可欠な存在であるからです。海は炭素を吸収し、気候を調整し、持続可能な食料を提供してくれます。また、沿岸文化やコミュニティの基盤、スポーツやレクリエーションと深くつながっています。このキャンペーンを通じて、私たちは海の重要性を再認識し、その保護に向けた行動を促進したいと考えています。
しかし、海には多くの課題が存在します。私たちは、これらの問題を解決するために人々がどのように関わることができるかを考え、共に取り組んでいきたいと考えています。具体的には、海洋保護を提唱し、人々が参加しやすい形に変えていくことが目標です。
キャンペーンでは、アートワークを通じて多くの人々に参加を呼びかけています。私たちの活動は、自然環境と密接に関連しており、地域の人々と共に海の美しさを守る取り組みを行っています。最近のイベントでは77名が参加し、気候変動や海の重要性についての意識を高める機会となりました。
また、海の生態系の保護は、地域の経済にも大きく影響します。生態系を守ることで、漁場の再生や環境の回復が期待でき、その恩恵を地域社会全体で享受できます。私たちは、このキャンペーンを通じて、地域の人々が自らの役割を理解し、積極的に関わることができるよう支援していきます。
さらに、日本の自然環境における特有の課題も忘れてはいけません。日本は島国であり、海との関係が深い一方で、自然環境への理解が不足していることもあります。地域ごとに異なる文化や環境を尊重し、教育を通じて次の世代に繋げていくことが必要です。
私たちのキャンペーンは、こうした問題に立ち向かうための第一歩です。私たちは、参加者が海との関係を再認識し、具体的な行動に移すことを期待しています。この活動が、次の世代に対しても持続可能な未来を築く手助けになることを願っています。
海を守ることで、私たち自身も守られる。このシンプルなメッセージを胸に、私たちはこれからも海の保護活動を続けていきます。
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